概要欄
知床観光船沈没事故で、北方領土の国後島などで見つかった3人の遺体の引き渡しについて、日ロ両政府が合意したことが分かりました。
政府関係者によりますと、「KAZU1」に乗っていたとみられる男女3人の遺体について、8月23日夜、ロシア外務省から「サハリンのコルサコフで、日本の巡視船に引き渡すのが適している」との回答がありました。
日ロ両政府が正式に合意したことになります。
また海保の関係者によりますと、引き渡しの時期は9月以降になる見通しだということです。
遺体は5月に国後島で男女が、6月にサハリン南部で男性が発見されていました。