日本を旅行した外国人が帰国する前に買っておきたいものとは、一体何なのでしょうか。
日本旅行に関する情報交換を行っているRedditの「r/JapanTravelTips」で、ある旅行者が「日本で必ず買うべきものは何?」と質問しました。
投稿者は10月中旬に日本旅行を予定しており、
日本から何を持ち帰りますか?そして、なぜそれを買うのですか?
と海外の旅行者たちに質問。
するとコメント欄には、日本のお菓子や抹茶といった定番のお土産だけではなく、爪切り、傘、眼鏡、衣類、包丁、文房具、タオル、香水、家具、さらにはファミリーマートの靴下まで、驚くほど幅広い商品が挙げられました。
なかでも特に目立ったのが、
「日本旅行のお土産=観光地の記念品」ではない
という点です。
外国人旅行者たちは、日本でしか手に入りにくいものだけではなく、普段の生活で長く使える実用品を大量に購入していました。
「普通の爪切り」が外国人には特別な商品だった
今回のスレッドで特に盛り上がっていたのが、意外にも爪切りです。
あるユーザーが日本で買うものとして爪切りを挙げると、
「なぜ爪切り?」
という質問が寄せられました。
それに対して別のユーザーは、日本の爪切りは刃の精度が高く、非常に鋭く作られていると説明。
さらに、
「一度使えば、なぜ外国人が欲しがるのか分かる」
という趣旨のコメントも登場しました。
実際、別の旅行者は家族や友人から「日本で買ってきてほしい」と頼まれるほどだと話しています。
日本人からすると、
「爪切りなんてどこで買っても同じでは?」
と思ってしまうかもしれません。
しかし外国人旅行者から見ると、日本の製品は毎日使う小さな道具でも品質に違いを感じることがあるようです。
傘まで「日本で買うもの」になっていた
さらに興味深いのが傘です。
ある旅行者は、日本で買った小さな傘について、
「アメリカで買った傘より長持ちした」
という経験を語り、次回の日本旅行では自分用だけでなく家族用まで複数購入するつもりだとコメントしています。
これに対して別のユーザーも、
「日本で爪切りと傘を大量に買うつもり」
と反応。
海外旅行のお土産として考えるとかなり地味ですが、実用性という意味では非常に合理的です。
日本のお菓子はやっぱり強かった
もちろん、日本旅行の定番であるお菓子も大人気です。
特に名前が何度も登場したのが、
・キットカット
・ブラックサンダー
・グミ
・ふりかけ
・七味唐辛子
・インスタント食品
・海苔
・季節限定のお菓子
など。
ブラックサンダーについては、
「大きな袋を買って帰る」
という旅行者までいました。
さらに、日本限定フレーバーが存在することを知ったユーザーからは、
「そんなに種類があるの?」
と驚きの声も出ています。
特に海外では、日本のコンビニやスーパーで販売されている「期間限定」「地域限定」の商品が魅力になっています。
日本人にとっては普通のコンビニ商品でも、外国人にとっては、
「日本に行ったときにしか買えない商品」
になるわけです。
ポケモン好きはスーツケースが大変なことに
日本らしい買い物として多く挙げられたのが、ポケモン関連グッズやフィギュアです。
あるユーザーは、地域限定のポケモンぬいぐるみを集めるため、旅行先で見つけるたびに購入。
最終的には、
ぬいぐるみを入れるためにスーツケースをもう一つ買うことになった
と報告しています。
しかも本人だけではなく、パートナーやポケモン好きの友人・家族へのお土産としても大量購入したそうです。
このあたりは、日本旅行ならではの「限定品を探す楽しさ」が表れています。
日本の眼鏡が海外旅行者から高評価
意外に多くのコメントが集まっていたのが眼鏡でした。
特にJINSなどの眼鏡店について、
「日本に到着したら最初に眼鏡を作る」
という旅行者も。
視力がかなり強い人でも、日本旅行中に検査を受けて眼鏡を作ったという体験談が投稿されていました。
コメント欄では、店舗やレンズの種類によって完成までの時間は異なるものの、数時間で受け取れたという例も紹介されています。
日本人からすると眼鏡店は日常生活の一部ですが、海外の旅行者からすると、
「旅行中に高品質な眼鏡を作れる」
こと自体が魅力になっているようです。
日本のファッションを買い込む外国人
衣類についても、
「日本の服は別格」
というコメントが登場。
ユニクロやGUだけではなく、日本のアウトドアブランド、古着、デニム、アメカジ系などを評価する旅行者もいました。
特に古着市場について、
「日本の中古市場はすごい」
という趣旨の意見が出ています。
別のユーザーは、日本旅行のたびにユニクロで服をまとめ買いするとコメント。
為替や現地価格との関係から、海外で購入するより魅力的だと感じている人もいるようです。
つまり外国人旅行者にとって日本は、
「日本のブランドを買う場所」
だけではなく、
「海外ブランドの日本限定商品や、日本独自のファッションを探す場所」
にもなっています。
「日本の包丁を買って帰りたい」
そして日本の伝統的なものづくりを象徴する存在として、包丁も人気でした。
ある旅行者は、
・牛刀
・三徳包丁
・ペティナイフ
などを候補として挙げています。
別のユーザーは大阪・堺などの包丁産地にも言及し、実際に日本で包丁を購入した経験を紹介していました。
また、
「一生使えるものだから、多少高くても買う価値がある」
という考え方も見られました。
日本政府観光局も、日本の買い物文化について、伝統工芸品から現代的な商品まで幅広い選択肢があると紹介しています。
文房具も外国人には魅力的
日本旅行で買うものとして、
・ペン
・ノート
・文具
・参考書
・手帳関連商品
などを挙げる人もいました。
ある旅行者は、東京・神田や秋葉原にある大型書店をおすすめ。
日本の文具や本そのものを「お土産」として楽しむ人も少なくありません。
日本人にとっては、
「普通の文房具」
に見える商品でも、外国人にとってはデザインや機能性、種類の多さが新鮮に映るようです。
「手ぬぐい」は長く使えるお土産
日本らしさと実用性を兼ね備えたものとして、手ぬぐいやタオルも人気でした。
特にガーゼ素材のタオルについて、
「薄いのに水をよく吸う」
という評価があり、何年も使い続けているという旅行者もいます。
また、手ぬぐいは軽くてかさばりにくいというメリットもあります。
大量のお土産をスーツケースに詰め込む旅行者にとっては、かなり優秀な商品と言えるでしょう。
日本の香水も人気
食品や雑貨だけでなく、日本の香水を購入する旅行者もいました。
コメント欄ではJ-ScentやSHIROなど、日本のブランドについて具体的な名前が挙げられています。
海外ブランドの香水とは違い、
「日本らしい香り」
を探す楽しみがあるのかもしれません。
抹茶、緑茶、調味料も定番
食品系では抹茶や緑茶も人気。
さらに、
・ふりかけ
・七味
・調味料
・海苔
・梅干し
・お茶
など、帰国後も日本の味を楽しめる食品が多数挙げられていました。
特に「ふりかけ」は、日本人にとっては非常に身近な食品ですが、海外の人からすると珍しい存在。
日本食を自宅で再現するために購入する旅行者もいるようです。
「御朱印帳」を買うというアイデアも
今回のスレッドでは、日本らしい思い出を残す方法として御朱印帳も登場しました。
あるユーザーは、御朱印帳を購入して寺社を訪れ、美しい御朱印を集めることをおすすめしています。
単純なお土産ではなく、
旅行そのものの記録を残せる
という点が魅力です。
日本旅行で購入するものを考えるとき、こうした「体験とセットになった商品」は非常に相性が良いでしょう。
ガチャガチャも大量購入
そして日本旅行らしいものとして忘れてはいけないのが、ガチャガチャです。
コメントには、
「ガチャガチャ!とにかく大量に!」
という旅行者も。
日本のガチャガチャは、アニメやキャラクターだけでなく、食品、動物、ミニチュア、日用品など非常に幅広いジャンルがあります。
しかも小さくて持ち帰りやすい。
そのため、外国人旅行者にとっても非常に便利なお土産になっています。
「空港で買えばいい」という人も
面白いことに、空港でまとめて購入するという意見もありました。
日本政府観光局も、成田・羽田などの国際空港には菓子、茶、雑貨、ポップカルチャー関連商品など、帰国前に購入できる幅広い商品があると案内しています。
旅行中に大量のお土産を持ち歩きたくない人にとって、帰国直前にまとめて買う方法は合理的です。
ただし、2026年11月1日から日本の免税制度は「購入時に免税」から「出国時に消費税相当額を還付する方式」へ変更される予定です。免税を利用する旅行者は、旅行時点の最新ルールを確認する必要があります。
海外旅行者が選んだ「日本で買いたいもの」
・日本のお菓子ならキットカットやブラックサンダーを買って帰りたい。特に日本限定の味が魅力的
・日本の爪切りは本当に切れ味が良い。家族や友人からも買ってきてほしいと言われる
・日本の傘は小さいのに丈夫で、以前買ったものが海外の傘より長持ちした
・ポケモンの地域限定グッズは旅行先で見つけるたびに買いたくなる。最終的にスーツケースを追加するほどだった
・日本に行ったら眼鏡を作る。価格も魅力的だし、旅行中に完成する場合がある
・日本のアウトドアウェアや古着は本当に選択肢が多い。ファッション好きなら調べてから行くべき
・ユニクロは日本に行くたびに買ってしまう。海外で買うよりお得に感じる
・日本の包丁は高くても一生使えるものを買いたい
・手ぬぐいやタオルは軽くて実用的だから、お土産としてかなり優秀
・抹茶や緑茶はもちろん、ふりかけや七味などの調味料も帰国後に楽しめる
・日本の香水は海外ブランドとは違った雰囲気があって面白い
・日本の文房具は種類が多くて、ペンやノートを見るだけでも楽しい
・ガチャガチャは日本に来たら大量にやってしまう。小さいから持ち帰りやすいのもいい
・御朱印帳を買って寺社を巡ると、旅行そのものが思い出として残る
・日本のフィギュアや玩具は海外より安く買えることがあるので、好きな人にはおすすめ
・日本のデニムは高いけれど、同じ品質を海外で買うより安い場合がある
・日本のセカンドハンドショップは面白い。古着や時計、カメラなどを探すのが楽しい
・日本限定の商品を探すことが旅行の楽しみの一つになっている
・海外でも買える商品であっても、日本で買うと限定モデルや違うデザインを見つけられることがある
・結局、日本旅行のお土産は食べ物だけではなく、帰国してから何年も使える実用品を買うのが一番楽しい
日本人には「普通」のものが海外では特別になる
今回のRedditスレッドで最も興味深いのは、日本人が普段あまり意識していない商品まで外国人旅行者から高く評価されていたことです。
爪切り、傘、眼鏡、タオル、文房具。
どれも日本人にとっては特別珍しい商品ではありません。
しかし海外から来た旅行者にとっては、
「日本に来たからこそ買えるもの」
になっています。
一方で、キットカット、ブラックサンダー、抹茶、ふりかけ、ガチャガチャ、ポケモングッズといった「日本らしい商品」も依然として強い人気を集めています。
そして包丁、時計、デニム、陶器、古着など、価格は高くても長く使えるものを選ぶ旅行者も目立ちました。
日本政府観光局も、日本のショッピングについて、伝統工芸品から最新のファッションや電化製品まで幅広い商品があることを紹介しています。
つまり外国人旅行者にとっての日本の買い物は、
「日本でしか買えないもの」
だけではありません。
「日本では普通に買えるけれど、品質や種類、デザインが魅力的なもの」
まで含まれているのです。
日本人からすると何気ない日用品が、海外旅行者にとっては「日本に行ったら絶対に買いたいもの」になっている。
今回のRedditスレッドは、そんな日本の日常の価値を改めて感じさせる内容になっていました。
