ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、負傷者リストからの復帰に向けて大きく前進した。
現地時間2026年9月19日、大谷はドジャースの施設でTrajektマシンを使った打撃練習を行い、その後にはグラウンドでベースランニングも実施した。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、大谷について次のシリーズとなるサンディエゴ・パドレス戦で復帰する可能性があるとの見通しを示している。
このニュースは海外でも大きな注目を集め、RedditのMLB関連コミュニティでは、大谷の復帰をめぐって多くのコメントが寄せられた。
大谷がTrajektマシンを使った打撃練習
今回のリハビリで特に注目されたのが、Trajektマシンを使った打撃練習だ。
Trajekt Arcは、実際の投手のフォームや球種、球速などのデータを利用して、特定の投手を想定した打撃練習を行える最新型のピッチングマシン。
一般的なバッティングマシンとは異なり、スクリーンに投手の投球動作を表示しながら、実戦に近いタイミングで打者が打撃練習を行えることが特徴だ。
日本の野球ファンからすると、映像を見ながら球を打つ最新型のバッティングセンターを想像するかもしれないが、Trajekt Arcは投球データを利用して実際の球筋を再現することを目指したトレーニング機器だ。
日本でも最新型のピッチングマシンとして紹介されており、MLBだけでなくNPBでも導入が進んでいる。
30~40スイングを行った大谷
今回、大谷はTrajektマシンを使って30~40スイング程度の打撃練習を行ったと報じられている。
その前日にはコーチによる投球を打つ練習にも取り組んでおり、段階的に実戦に近い打撃へ移行していることが分かる。
さらに打撃練習を終えた後には、グラウンドでベースランニングも実施。
打つだけではなく、走塁まで確認したことで、復帰に向けた準備が一段階進んだ形になった。
ドジャースのロバーツ監督は、パドレスとのシリーズ中に復帰する可能性について「かなりありそうだ」という趣旨の見通しを示している。
最短なら9月23日に復帰可能
大谷は右上腕二頭筋や左膝などの問題によって負傷者リスト入りしていた。
今回のIL入りは9月8日にさかのぼって適用されているため、規定上は9月23日が最短の復帰可能日となる。
仮に9月23日に復帰した場合、レギュラーシーズン終了まで残されている試合数はわずか5試合。
つまり、ポストシーズンを前に大谷が実戦で打席を重ねられる期間は非常に限られている。
それでもドジャース側は、大谷が復帰前に十分な打席数を確保できるかどうかについて、過度に心配している様子ではない。
ロバーツ監督は、復帰前の打席について10~12打席程度が一つの目安になるとの考えを示している。
2026年は投手としての復帰は予定されず
今回の復帰で重要なのは、大谷がまず打者として復帰することだ。
大谷は2026年シーズンも投打二刀流として活動していたが、最後にマウンドへ上がったのは7月3日。
現在の復帰プログラムでは打撃を中心に調整しており、今季中に再び投手として登板することは予定されていない。
したがって、ポストシーズンに向けてドジャースが期待しているのは、DHとしての大谷の打撃力ということになる。
今季ここまで大谷は30本塁打、80打点、打率.277、出塁率.380、長打率.522を記録している。
海外ファンは「急ぐ必要はない」と慎重な声
Redditでは、大谷の復帰が近づいていることを喜ぶコメントが目立つ一方、復帰を急ぐ必要はないという意見も多かった。
ドジャースはすでにナ・リーグ西地区優勝を決めており、ポストシーズン進出も確定している。
そのため、一部のファンからは「9月の数試合のために無理をする必要はない」という考えが出ている。
特に大谷は投打二刀流という特殊な役割を担っているため、ポストシーズンを見据えて完全に状態を整えることを優先してほしいという意見も見られた。
一方で、大谷本人の復帰を心待ちにしているファンも多い。
ドジャース打線に大谷が戻ることで、ポストシーズンへ向けてどのような打線になるのかに注目が集まっている。
パドレス戦での復帰に期待
今回のニュースで海外ファンが特に反応したのが、復帰時期としてパドレス戦が浮上していることだった。
ドジャースとパドレスは近年、ナ・リーグ西地区を代表するライバル関係にあり、大谷が復帰するタイミングとしては注目度の高いカードになる。
Redditでもパドレスファンからは複雑な反応が見られ、「よりによってパドレス戦なのか」という冗談めいたコメントも投稿されている。
大谷がドジャースに移籍してから、パドレスとの対戦は常に注目カードの一つだった。
さらに大谷は投手としてドジャースで最初に登板した試合もパドレス戦だったことから、海外ファンの間ではその因縁を面白がる声も出ている。
「大谷を見たい」と「10月まで待ってほしい」が同居
今回のRedditの反応で興味深いのは、大谷の復帰を望む気持ちと、無理をしてほしくないという気持ちが同時に存在していることだ。
あるファンは大谷の復帰を楽しみにする一方、別のファンは「9月より10月に万全な状態でプレーしてほしい」という考えを示している。
また、ドジャース打線が大谷不在でも機能していることから、今すぐ復帰させる必要はないという意見もあった。
ただし、大谷が万全な状態で戻れるのであれば、当然ながら打線に加えたいという意見も多い。
つまり海外ファンの関心は、単純に「いつ戻るのか」だけではない。
「どの程度の状態で戻ってくるのか」
ここが大きなポイントになっている。
ポストシーズン前に何打席立てるのか
大谷に残された時間は多くない。
9月23日に復帰できたとしても、レギュラーシーズンでは最大5試合。
その限られた期間で実戦感覚を取り戻し、ポストシーズンへ入ることになる。
一方で、現在はコーチからの投球、ピッチングマシン、Trajektマシン、ベースランニングと、少しずつ実戦に近い動作へ進んでいる。
9月19日にはTrajektマシンで30~40スイングをこなし、ベースランニングまで行った。
これは少なくとも、復帰に向けた調整が一段階進んだことを示す動きだ。
大谷が実際に復帰した場合、最初の数試合でどの程度の打撃を見せるのか。
そして、ポストシーズンで二刀流ではなく打者としてどのような役割を担うのか。
2026年のドジャースをめぐる最大の注目ポイントの一つになりそうだ。
海外ファンの反応
・大谷が戻ってくるのは楽しみだけど、急いで復帰させる必要はないと思う
・9月よりも10月に万全の状態でプレーしてくれる方が重要だ
・Trajektマシンを使っている姿が近未来のSF映画みたいで面白い
・大谷が戻ってくるのを楽しみにしている
・パドレス戦で復帰する可能性があるのは面白い展開だ
・よりによってパドレス戦なのか
・大谷がドジャースで初めて登板した相手もパドレスだったはず
・パドレスファンとしてはまた大谷を相手にすることになるのか
・大谷が本当に健康ならドジャース打線はかなり強くなる
・今のドジャース打線も悪くないから、無理に急がせる必要はない
・ポストシーズンまで待ってもいいくらいだと思う
・大谷が実際に復帰するなら早く見たい
・Trajektマシンで調整しているのを見ると復帰がかなり近づいている感じがする
・大谷にはまず健康な状態で戻ってきてほしい
・今季は投手としてではなく打者としての復帰になるのがポイントだ
・5試合しかないなら、実戦感覚を取り戻すのは簡単ではなさそう
・それでも大谷なら短期間で適応する可能性がある
・ドジャースが地区優勝を決めているのは大きい。焦る必要はない
・大谷がポストシーズンでどんな打撃をするのか楽しみだ
・結局みんな大谷が戻ってくるところを見たいんだと思う
