車事故

「テレビが聞こえない。すごく迷惑」改造車で制限速度の2倍超で「タイムアタック」か 男3人を逮捕 ネットで日本平は「走り屋の聖地」化ー静岡市

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静岡県にある日本平の山頂につながる静岡市の「日本平パークウェイ」で集団暴走をしたとして男3人が逮捕されました。ネット上で「走り屋の聖地とされつつある」というこの道では、2022年に入って事故が増加傾向。背景にあるのはSNSによる「走り屋」の募集です。

低く響き渡る排気音を出すのは、押収された「走り屋」の車です。2022年5月下旬、静岡市駿河区の日本平パークウェイで、改造した車3台で連なり高速で危険な走行をしたなどとして、10月27日、22歳の男3人が逮捕されました。男らは日本平パークウェイで速さを競う「タイムアタック」をしていて、制限速度が時速40kmの道を時速80kmを超えるスピードで走り、他の車を追い越すなど危険な行為をしていたとみられています。

<竹川知佳記者>
「カーブが急なので先が見にくいですね。スピードが出ていると危ないです」

集団暴走が確認された日本平パークウェイは、週末の夜間を中心に、いわゆる「走り屋」が集まっていて、道路上にはタイヤ痕が残り、ガードレールにはぶつかったような跡も見受けられます。

<近隣住民>
「夜テレビを見ていても、テレビの音が聞こえない。すごく迷惑。35年住んでるけど、35年ずっと止まらない」

実は日本平パークウェイでは、2022年になって事故が増えています。この5年間をみると、日本平パークウェイで発生した事故件数は、いったんコロナ禍で減ったものの、2022年は9月末までで、ここ数年の1年分の事故件数に迫る勢いです。理由の一つとして捜査関係者が挙げるのがSNSです。

<竹川知佳記者>
「車の写真と一緒に日本平集合と書かれていますね」

近年の走り屋はSNSで仲間を募っています。その手軽さから、モラルが低く、運転スキルが拙いドライバーが集まってしまい、事故が増えているのではないかと分析されています。警察は日本平が「ネット上で走り屋の聖地とされつつある」と懸念していて、今後、取り締まりを強化する方針です。

#LIVEしずおか 10月28日放送

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