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「シカとの衝突」が事故の発端か…車同士が正面衝突 2人死亡 1人重体 夕暮れ時の国道 北海道・標茶町 (22/10/27 07:40)

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10月26日、北海道東部の標茶町でトラックとワゴン車が正面衝突し、2人が死亡、1人が意識不明の重体です。

 車がシカにぶつかったとみられ、警察で事故原因を調べています。

 大破した車事故があったのは標茶町雷別の国道272号線です。

 26日午後4時45分ごろ「車とシカがぶつかって事故が起きた」と、事故を目撃した人から警察に通報がありました。

 現場ではワゴン車とトラックが正面衝突していて、ワゴン車の男性2人が搬送先の病院で死亡が確認されました。

 トラックの男性運転手は意識不明の重体です。

 現場は片側1車線の道路で、近くにはシカ1頭が死んでいました。

 警察はシカが事故に関係しているとみて事故原因を調べています。

 道警によりますと、エゾシカによる交通事故の発生件数は5年連続で過去最多を更新。2021年は初めて4000件を超えました。

 シカの習性に詳しい専門家によりますと、シカは特に早朝と夕方に活動が活発になり、事故は午後4時から8時までの間で全体の半数以上を占めています。

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