船事故

観光船事故を受け 福島県内の客船を緊急点検 運航判断の基準や緊急連絡体制、避難設備を確認 (22/04/28 19:07)

Twitterのフォローお願いします!

おすすめ記事

概要欄

福島県いわき市の小名浜港。
4月28日は、観光遊覧船「サンシャインシーガル」に東北運輸局と海上保安部の職員が乗込み、運航の安全管理規定などを確認した。

乗組員:「社内規定で、あの橋が見えなくなったら運航停止になってます」
支局員:「なるほど。視程300メートルは、あれで確認をされていると」

チェック項目は、運航判断の基準となる風速や波の高さ、緊急時の連絡体制や避難設備など多岐に渡る。
点検では、漂流物が衝突しエンジンが停止した想定で、乗組員の避難誘導の動きなども確認した。
点検で違反は確認されなかったが、表示が見えづらい非常口などがあり、改善を図るよう指摘があった。

国土交通省 福島運輸支局・宗像次夫次長:「時として厳しい助言もあるかもしれませんけども、あのような事故が二度と発生しないように、これからも取り組んでいきたいと思っております」

小名浜デイクルーズ・熊谷章二取締役:「我が社は『迷ったらやめる』という方針で船を運航しています。船を出してみてダメだから戻ってくるということは、絶対避けたいと思っています」

東北運輸局では、5月2日に桧原湖の遊覧船を対象に安全点検を行うことにしている。

おすすめ記事

-船事故