概要欄
北海道・知床半島沖で発生した、観光船の遭難事故。
死亡した福島県会津若松市の小池駿介さんは、出張で北海道を訪れ週末を利用してこの船に乗船していた。
4月28日も運航会社の社長らによる、遺族への説明会が行われている。
北海道斜里町で取材している福島テレビ・安齋遥介記者の報告
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陽が落ちて気温が下がりダウンコートを着ていても寒さを感じます。
北海道、知床半島にある斜里町からお伝えします。
私の後ろの建物では、午後5時から知床遊覧船の桂田社長が出席してきょう(28日)2回目となる家族への説明会が開かれています。
午前の説明会には家族35人が参加。
事故当日の海の気象データなどが新たに提供されましたが、家族が求めていたものと違っていたため、午後の説明会にも社長が出席することになりました。
家族からは「まだまだ誠意が感じられない」「早く真実を知りたい」など厳しい声が上がったということです。
きょうも海上保安本部の巡視船や航空機が広範囲で捜索していて、先ほど新たに3人が発見されたという情報が入ってきました。
ただ、海底まで捜索できる特殊な船があす以降到着する見通しであることと陸側からも現場に近づけるよう除雪も行われることになり捜索の進展が期待されます。