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24日未明、北九州市の県道で、男性がトレーラーにはねられ死亡する事故がありました。トレーラーは、路面の凍結でスリップしたとみられています。
24日午前3時半ごろ、北九州市門司区伊川の県道で、54歳の男性が運転するトレーラーが中央分離帯を乗り越え、対向車線にいた男性をはねました。
男性はその場で死亡が確認されました。
警察によりますと、現場はトンネルの出口付近で、トレーラーは路面の凍結でスリップしたとみられています。
現場には男性が乗っていたとみられる大型トラックが止まっていて、男性は何らかの理由でトラックから降りていたところをはねられたとみられています。
この事故の影響で、現場の県道は全面通行止めとなっています。
北九州市門司区では24日午前、同じ場所でトラックと乗用車が脱輪する事故も起きています。
午前8時半ごろ、同じ現場で2台が脱輪して立ち往生していました。凍結した路面でスリップしたとみられています。
乗用車を運転していた人は「通勤中でした。ゆっくりカーブに入ったとき、タイヤが空回りして滑った感じがしたので、ブレーキを踏んだらそのまま流された」と話していました。
福岡と佐賀では各地で、積雪や路面の凍結によるスリップ事故が発生しています。佐賀県警は24日午前8時半までの24時間で人身事故2件が起き2人がケガをし、物損事故が141件発生したと速報値を発表しました。