バイク事故

「迷惑性は暴走族と変わりません」 高速道路でバイク数百台“危険行為”【スーパーJチャンネル】(2024年3月14日)

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 バイク数百台が危険な行為。高速道路での大事故が懸念されています。

■高速道路でバイク数百台“危険行為”

 ずらりと並ぶバイクの集団。大阪市にある高速道路の上です。

 騒音が鳴り響くなか、高速道路上でバイクから降りて立ち話をしている人や歩く人など。さらにはバイクを止めてフェンスのふちに乗っている人やスマートフォンを構え、この集団の様子を撮影している人の姿も。

動画の撮影者
「動画の最後の方に真ん中の車線にはみ出している人もいたので、その辺がちょっと危ないなと思って」

 バイクの数は数百台に上り、集団の列の長さは、なんと100メートル以上にも。さらに集団は約1時間後に奈良県に移動し…。

撮影者
「子どもを乗せているよ」

 小さな子どもを後ろのシートに乗せて走るバイクや蛇行運転しているバイクに乗っている後ろの人は手を放してスマートフォンを操作しています。

動画の撮影者
「正直怖かったですね、すごい集団だったので。蛇行運転したりだとか、チキンレースみたいに車の隙間を縫っていくように猛スピードで走り抜けたりだとか」

 この集団は「旧車會」と呼ばれ、高速道路や幹線道路で旧型の改造バイクを乗り回しています。

 大阪府警のホームページには、旧車會について「その迷惑性は暴走族と変わりません」とあります。

 奈良市内の道の駅の駐車場を埋め尽くしている旧車會。

道の駅の従業員
「はっきり言って迷惑ですよね。客とのやり取りが全然聞こえないので」

 観光バスの駐車スペースにまで陣取っていたといいます。

道の駅の従業員
「観光バスが(指定の場所に)止められないほど。注意しても聞いてもらえない」

 110番通報で奈良県警の警察車両4台、警官8人が出動しましたが、警察官の前では暴走行為は確認されなかったといいます。

■高速道路で危険行為 メンバーを直撃

 茨城県内を走行していた旧車會には去年8月、茨城県警が一斉取り締まりに乗り出し、バイクに違法な改造が見つかって整備命令が出されました。

 警察の取り締まりを受けた旧車會のメンバーを直撃しました。

旧車會メンバー
「(Q.車両は改造されている?)それはそうですね」
「(Q.住民の人がうるさいと?)そりゃそうですよ。俺らだって家にいたらうるさいと思う」

 夜には大阪市の繁華街である梅田でも…。

撮影者
「あれだけバイクがいると大阪の駅前がバイクの音で埋め尽くされるというか…」

 これらの暴走行為について、交通問題に詳しい専門家は…。

交通問題に詳しい高山俊吉弁護士
「総じていえば道路交通法違反だらけです。道路交通法68条に『共同危険行為等の禁止』というのがある。これにあたる可能性があります」

 暴走行為が行われた道路を管轄するネクスコ西日本は…。

ネクスコ西日本
「高速道路上で駐停車する行為は他の車両を巻き込んだ大事故につながる恐れのある大変、危険な行為であり、絶対にしないでいただきたい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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