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HV事故 救出訓練 日本自動車研究所

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ハイブリッド車の衝突事故を想定した救出訓練が20日、つくば市苅間の日本自動車研究所で行われ、感電を防ぎながら救出する技術が披露された。

市販車の安全性能を調べる独立行政法人・自動車事故対策機構(東京)がつくば市消防本部の協力を得て実施した。

訓練は、耐電服と絶縁手袋を付けた同消防本部の隊員2人が、車に搭載された高電圧バッテリーから車体外部への漏電がないか検電器で調べ、バッテリーのプラグを抜いて電源を遮断。

配線などの電圧がゼロになるのを待って安全を確認し、ほかの隊員とともに車内に残された人の救出に取り掛かった。

ハイブリッド車の衝突事故を想定した同機構の安全評価には、既に車内の搭乗者に対する感電保護の項目がある。

2014年度からは、消防隊員ら救援者の感電防止の観点で、車外からの評価も加わる予定。

同消防本部の山崎一徳消防司令補띠(띠)は「電気は見えない分、いくら安全と言われても助ける側としては怖い。訓練用にハイブリッド車を提供して頂けるのはありがたい」と話した。

訓練に先立ち、ハイブリッド車の衝突試験も公開した。同機構の職員らが、衝突後に、バッテリーからの送電が適正に自動遮断されたか、バッテリー内の電解液が漏れていないかなどを調べた。

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