相次ぐ高速道路での逆走。全国で2日に1回以上のペースで発生しているということです。もしも自分が逆走していることに気付いたら、どうすればいいのでしょうか。ことし9月、伊勢湾岸自動車道の上り線。
高速道路に進入してくる1台の赤い車。実は、この車が入って来たのは高速道路の「出口」。停車すると大型トラックが横を通り過ぎていきました。その後、別のカメラには、そのまま高速道路を逆走していく様子が捉えられていました。そして、カメラが逆走車を追うと前からトラックが。この車は約8キロ逆走した地点でトラックと衝突して大破し、運転していた77歳の男性は、意識不明の重体になりました。
全国で2日に1回以上発生している高速道路での逆走。逆走する車には「ある特徴」が。(ネクスコ中日本 高速道路ドライブアドバイザー・林修平さん)
「逆走している人の約3割が、逆走していることに気づいていない。(逆走の)認識をしていないからこそ、途中で停車することなく走り続けてくることが特徴」
逆走事故で死に至る割合は、高速道路で起きるほかの事故よりも約36倍も高いとのこと。また、逆走車のドライバーの約7割は、「65歳以上の高齢者」だということですが、カメラには運転慣れしているはずのトラックが逆走している様子も。もしも自分が逆走していることに気付いたとしたら、その時、どうすればいいのでしょうか。
(ネクスコ中日本 高速道路ドライブアドバイザー・林修平さん)
「逆走していることに気付いたら、路肩や非常駐車帯などの広い場所に停車して、車両に十分注意して安全な場所に退避してほしい」
ネクスコ中日本は「いつでも逆走車に遭遇する可能性があることを頭に入れて、運転して欲しい」と呼びかけています。
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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/843845