北海道の上富良野町でレース中の自転車が乗用車と衝突し選手が死亡した事故で、乗用車は交通規制が始まる前に規制区間に進入していた可能性があることがわかりました。
鈴木麻友記者)
「事故が起きた現場には、多くの花が手向けられています」
今月8日、国内最大級の自転車レース「ツール・ド・北海道」の最中に、自転車と乗用車が正面衝突した事故。
この事故で自転車に乗っていた東京都日野市の中央大学4年生五十嵐洸太さん21歳が死亡しました。
現場は上富良野町郊外を走る道道291号。片側1車線の区間で、自転車からみて下りのカーブでした。
五十嵐さんは前を走っていた集団を追い越そうとして対向車線にはみ出し、前から走ってきた乗用車と正面衝突しました。
鈴木麻友記者)
「大会当日は午前10時40分ごろからこちらの駐車帯より向こうに車が行けないよう、交通規制をしていたということです」
主催者によりますと乗用車が走行する対向車線は、自転車の集団が走行する時間帯のみ警備員を配置するなどして、交通規制を行っていたということです。
当時、現場を含むおよそ30キロの区間は午前10時40分から通行止めになっていました。
しかし乗用車は、この時間よりも前に規制区間に進入したと見られていて正午前に自転車と衝突しました。
ただ自転車集団の前には先導のバイクが走っていました。
主催者側は、先導のバイクが乗用車の進入に気づけていたのかどうか確認しています。
警察は、主催者側の業務上過失致死の疑いも視野に詳しく調べています。
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