概要欄
北海道の公道を使った自転車レース「ツール・ド・北海道」の競技中に乗用車が、自転車に乗った選手と衝突し、選手は心肺停止の状態でドクターヘリで搬送されました。
乗用車のフロントガラスには大きく穴が開き、事故の衝撃を物語っています。
8日午前11時40分ごろ上富良野町の道道で「ツール・ド・北海道」のレース中に、乗用車と大学生の男性選手が乗った自転車が正面衝突しました。
消防によりますと、男性は心肺停止の状態でドクターヘリで病院に搬送されました。
乗用車の60代の男性にけがはありません。
現場は片側1車線。
乗用車側から見てゆるやかな左カーブで、警察によりますと自転車が前の集団を追い抜こうと対向車線にはみ出し衝突したとみられています。
事故を受け、主催者はレースの中止を決めました。