自転車事故

「ヘルメットは絶対に離せない命に関わる」自転車で着用訴える80歳女性“危険な経験とは?”【ヘルメット着用努力義務化】

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自転車に乗る時にヘルメットを着用する努力を全ての人に義務付ける改正道路交通法が4月施行されました。法的罰則はなく、なかなか定着にはいたっておらず、警察では引き続き着用を呼び掛けています。

80歳女性が「ヘルメットを着用」するようになった理由

「簡単なんです、こうして」このように話すのは、仙台市青葉区に住む千葉けい子さん(80)です。千葉さんは、4月から、自転車に乗る際必ずヘルメットをつけるようになりましたが、ヘルメットはまだ定着していないと感じています。千葉けい子さん(80):
「(周りの人は)かぶってないです。誰もかぶってないです。ずっと見てるんです。ここでも誰もいません。かぶってる人ほとんどいません」千葉さんが、必ずヘルメットをかぶるようになった“きっかけ”がありました。

自転車事故では頭にけがをするケースが多い

それは、自転車で倒れた時に頭を打ちそうになった経験です。自転車を押すけい子さん:
「この辺で転んだのかな。ジュースを買って出てきたら、ここでこうなって、足つかなくてバターンと。(ヘルメット)なかったらなんかなってしまったんではないかな。打ち身かなにか。なんにもなかったから頭は」自転車事故では倒れた時に頭にけがをするケースが多いといわれています。出合い頭の衝突を想定し、頭にどのような衝撃を受けるのか検証した結果、ヘルメットを着用していない状態の衝撃は着用した状態のおよそ17倍に上ります。警察によりますと、県内で去年起きた自転車乗用中の事故の死傷者数633人のうち、ヘルメットを着用していたのは56人。着用率は8.8%と低調です。また、重傷および死亡者のヘルメットを着用していなかった85人のうちの19人は着用していれば、負傷の程度を軽減できていたということです。では、ヘルメット着用努力義務化から1か月、自転車に乗る人の意識は変わったのでしょうか。

まだまだ浸透していない「ヘルメット着用」

千葉陽太記者:
「仙台市の広瀬通です。着用努力義務化が始まってから1か月が経過しましたが、みなさんはヘルメットを着けているのでしょうか」仙台市の中心部を自転車で通過した人のうちヘルメットを着用している人と着用していない人それぞれの人数を調べてみました。千葉陽太記者:
「今回1時間ほど調査した結果、着けている人8人に対して、着けていない人は216人でした」調査の結果、ヘルメットを着用していたのはおよそ4%に留まりました。ヘルメットを着けていない人:
「(努力義務は)知らなかった。自転車使っていて危険な目に会ったことがなかったので」
「(努力義務は)ちょっと聞いたことはあります。みんな着けているなら着けてみようかな」道路で警察官呼びかけ:
「自転車はヘルメットかぶるのが努力義務になりました。自分の身を守るものですので」警察では、5月11日から始まった春の交通安全運動に合わせヘルメット着用の呼びかけを強化しています。若林警察署 吉武恭史交通課長:
「自転車の重大事故は、当署管内でも発生していますので、事故の当事者になった場合に、被害を最小限に食い止める、そのためにヘルメットはとても大事」ヘルメットの重要性を身をもって知ったと話す千葉さんは、この状況に・・・。

ヘルメットは「自身を守るため」

千葉けい子さん(80):
「ヘルメットは絶対に離されないなと思って。命に関わるなと思って」着用しなくても罰はありませんが、千葉さんは、身を守るために多くの人に着用してほしいと願っています。千葉けい子さん(80):
「(ヘルメットは)そんなに高いものでもないから、6000円くらいで買える。自身を守るために、ヘルメットは必ず着けた方がいいと思います」

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