これは子どもの自転車事故を再現した映像です。保護者が目を離した隙に小さな子どもが自転車に手を伸ばすと、指が車輪に巻き込まれてしまいました。
NITE=製品評価技術基盤機構によりますと、去年までの5年間で、0歳から14歳までの子どもが被害に遭った自転車の事故が40件報告されたということです。このうち、幼児用自転車の車輪に子どもが指を挟み込むなどして切断する事故が3件報告されています。
他にも、子どもを自転車に乗せたまま放置してしまうと…子どもが動いてしまったことでバランスを崩し、転倒してしまいました。
特に、0歳から4歳まででは、子ども用の座席にいる状態で自転車が転倒する事故が多いということです。
「子どもなので、なかなか思う通りにはいかない。まだ乗るのも怖いですしね。乗るときは前後を親が挟んでとか」
「狭い道は急に車が飛び出てくると対応できなかったりとか」
また、子どもを自転車に乗せて2人乗りをする場合でも、慣れていないとバランスが取りづらく、傘などをハンドルにかけていると転倒の原因になることもあります。
警察庁のまとめによれば、去年1年間の自転車事故の件数は6万9985件。これは交通事故全体の23.3%で、過去20年で最も高い割合だということです。また、過去5年間に起きた小・中・高校生の自転車事故で、1年のうちで死傷者の数が最も多かったのは6月でした。
警察庁は「4月に入学して自転車通学を始める中で、慣れてきた頃に油断して事故に遭うのではないか」と指摘。
NITEも、これからゴールデンウィークに入り、自転車に乗る機会が増えることも予想されるとして、保護者は子どもから目を離さず、正しい自転車の使い方を確認するよう注意を呼びかけています。
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