利用者が増えている電動キックボードについて、16歳以上は免許なしで運転できるなどとする新しいルールを、7月1日から開始する方針を警察庁が決めました。
現在、電動キックボードの運転には原則、原付バイクの免許が必要ですが、警察庁は自転車と同じくらいの大きさで最高速度が時速20キロ以下のものについては、免許を不要とするなどの新しいルールを7月1日から開始する方針を決めました。
運転は16歳以上に限り、ヘルメットの着用が努力義務となります。
最高速度20キロ以下なら車道や自転車道などで、最高速度6キロ以下なら自転車通行可能な歩道での走行が可能です。さらに、緑色の「最高速度表示灯」を付けることも求められます。
モビリティのシェアリング事業をおこなう 「Luup」 池上翔広報・渉外部長
「車道走行時には緑色に点灯をさせる必要があり、歩道走行時は同じく緑色で点滅をさせることが求められる」
電動キックボードをめぐる事故は、警察庁が統計を取り始めた2020年から去年11月までの間に全国で69件起きていて、事業者は新ルールの周知徹底が課題だと話します。
モビリティのシェアリング事業をおこなう 「Luup」 池上翔広報・渉外部長
「全国で安全講習会といったようなものを通して、正しい利用方法というものをご理解いただいております」
警察は悪質な違反者を厳正に取り締まる方針です。
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