9月12日、沼津市にあるサイクルステーションで、自転車事故が起きた場合を想定した救急対応講習が開かれました。
この講習は沼津市と駿東伊豆消防本部が沼津をはじめとした伊豆エリアを訪れるサイクリストたちに、自転車事故が発生した時の適切な対応を伝えてもらおうと市内のサイクルステーションを運営する法人スタッフを対象に初めて開きました。この日は消防職員が講師となって、事故が起きた場合の119番の通報の仕方や傷病者の応急処置の仕方などを教えていきました。
<講習を受けたスタッフ>「すごくあせって、電話の応対もままならないところがあるんですけど、こうやって訓練をしておくと落ち着いてできると思いますので」
<駿東伊豆消防本部 沼津南消防署副署長 荻島正己さん>「近年、自転車愛好家が増えていく中、事故の発生も多くなっていくと懸念されております。事故発生時の適切な対応方法を確認していただきまして、安心して安全なサイクリングを楽しんでいただきたいと思っています」
救急講習を学んだスタッフたちは、いざというときのために真剣に学んでいる様子でした。