概要欄
去年11月、パナマ船籍の貨物船が博多港の防波堤に衝突した事故で、福岡海上保安部は当時の船長を業務上過失往来危険の疑いで書類送検しました。
去年11月、博多港で貨物船が防波堤に衝突し乗り上げた事故。貨物船の船首部分から燃料の重油が流出し、地元の漁業関係者などが油の回収作業に追われました。
福岡海上保安部は、レーダーなどの確認を怠り、船の位置を誤認したまま事故を起こしたとして当時の船長(70)を業務上過失往来危険の疑いで18日、書類送検しました。
船長は、「防波堤の灯台を見誤り、気づいたときには間に合わなかった」などと容疑を認めているということです。