北九州市で先月28日に起きた西鉄バスと自転車の死亡事故について、西鉄の林田社長が2日、「自転車側に過失はない」と改めて謝罪しました。
この事故では、北九州市小倉北区の国道3号で、走行中の西鉄バスと自転車が衝突し、自転車に乗っていた70歳の女性が死亡しました。
ニュースサイトなどでは、死亡した女性側に原因があるという趣旨の投稿が多数見つかったことから、西鉄は先月31日、乗務員の前方不注意が原因と発表していました。
西鉄の林田浩一社長は2日、定例記者会見の冒頭で「ご遺族の皆様に心よりお詫び申し上げます」と改めて謝罪しました。
林田社長は、安全対策を徹底的に見直すとした一方、運転手の過重労働や居眠り運転については否定しました。