概要欄
今年に入って都内では子どもが死亡する交通事故が増えています。こうした事故を1件でも減らそうと、警視庁が交通安全の指導を行いました。
交通量の多い東京・大田区の環状7号線沿いの交差点では29日から31日までの3日間、近くの小学校などの登校時間に合わせて警視庁の警察官が児童の登校を見守る活動が行われます。都内では今年に入り、小学生の児童らが車にはねられて死亡する事故が5件起きていて、去年の同じ時期と比べて4件増えています。いずれも被害者が青信号の横断歩道を渡っている途中の事故で、新型コロナウイルスの感染拡大で交通量が減り、スピードを出す車が増えたことが影響しているとみられています。緊急事態宣言の解除以降、都内の交通量は元に戻りつつあり、警視庁は夏休みを前に子どもを持つ親などに「横断歩道で歩行者側が青信号でも車が侵入してくる可能性があることを子どもに教えてほしい」としています。
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