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知床観光船沈没 ロシア・サハリンの遺体 DNA型がカズワンの乗客男性と一致 北海道在住の59歳 (22/07/20 11:23)

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2022年4月23日、北海道知床沖で26人を乗せた観光船が沈没した事故で、6月にロシア・サハリンで見つかった遺体のDNA型が、行方不明となっている北海道内に住む59歳の乗客の男性と一致したことが分かりました。

 日本政府関係者によりますと、サハリンでみつかった遺体はDNA鑑定の結果、沈没した「KAZU1(カズワン)」の乗客で、道内在住の59歳の男性だったということです。

 現地関係者によりますと、男性の遺体は6月28日、ロシア・サハリン州南部ブッセ湖付近の海上で、ロシア国境警備局員が発見しました。

 遺体は「KAZU」と書かれた赤い救命胴衣を着用し、所持品として、車の鍵などが見つかっていました。

 日本側は、所持品から男性がカズワンに乗っていた可能性が高いとして、DNA型サンプルをロシア側に渡していました。

 一方、国後島で見つかった2人の遺体については、日ロ中間ラインの洋上ではなく、国後島かサハリンに引き取りに行く案が検討されているということです。

(KAZU1の「ワン」は正式にはローマ数字)

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