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【物流2024年問題】連結トラックで異業種タッグ!サントリーとダイキンが連携

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ドライバーの労働時間に上限が設定され、物流が滞る可能性がある2024年問題。大阪の異業種メーカーがタッグを組んでその対応を強化する取り組みを始めました。午前8時、1台のトラックが入ってきました。荷台には大手飲料メーカー「サントリー」の天然水が積まれています。およそ20分、荷物をすべて降ろしてトラックが次に向かう先は、大手空調機メーカー「ダイキン」の滋賀工場。空調機を積み込んでいきます。飲料のあとは空調機…一体どういうことでしょうか?

次世代のトラックと呼ばれるダブル連結トラックを活用した異業種との初の共同往復輸送の取り組みです。「サントリー」と「ダイキン」による異業種連携。関西から関東へはダイキンの空調製品を、そして関東から関西へはサントリーの飲料水を往復輸送することで、荷物を積まずにトラックを走らせることを防ぐほか、それぞれ中間地点でドライバーが交替するため、日帰り運行が可能となり、総労働時間の削減にもつながっています。

荷物を空っぽで走らせることを極力無くさなければ、ドライバー不足の問題対応とはなりませんので、コンスタントに輸送ができるサントリー様と協力しています。2社の製品を往復輸送しているこのトラックはダブル連結トラックといって、全長はなんと25メートル。10トントラック2台分の荷物を積み込むことができます。ドライバー歴20年以上。以前勤めていた会社では長距離運送をしていたという岡崎さんは、そこは本当の長距離ドライバーで日帰り運行も無しで常に泊まりでしたね。一人の運転手がすべてやろうとすると、一泊二日運行の拘束になってしまう。それを中継地点を設けることで日帰り運行ができること、それがメリットですね。

さらには10トントラック2台での運送時と比べ、年間およそ35%のCO2を削減できる想定です。ダブル連結トラックのメリットである輸送能力の高さを最大限活かせるような共同輸送を今後も検討していきたい。この共同輸送が人手不足が深刻化している物流業界の切り札となるのでしょうか。
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