さいたま市で、雨の中を猛スピードで走行するトラックをドライブレコーダーが捉えました。壁に衝突し横回転した理由とは。
■目撃者「どう考えても壁に…」猛スピードで曲がるトラック
記者
「事故はこちらのカーブで起きました道路は2車線で、交通量もとても多いところです」
9月24日午前5時半、さいたま市内を走行中、ドライブレコーダーが捉えたのは…。
雨が降る中、猛スピードで追い抜いていく1台のトラック。
車線変更を行い、カーブに差し掛かった次の瞬間…。
目撃者
「あ～、やった。やった…」
カーブの先で突然横に回転。道路を塞ぐように止まりました。
目撃者
「横通り過ぎるときに結構速いなっていう印象はありました。その速度で走っていると、どう考えても、もうこれ壁突っ込むんじゃないかっていうぐらいの勢いではあったので。本当に恐怖でしかないですね」
トラックはカーブで左に曲がると…
その後、急に反対向きに回転しています。
映像を確認した専門家は。
交通事故鑑定 ラプター・中島博史所長
「これは恐らく、カーブの外側にある壁に衝突したためだと思います。この事故に関して言えば、スピードの出し過ぎと言えると思います」
スピードの出しすぎにより、カーブを曲がりきれなくなったトラックが壁に激突。
その反動で反対方向に回転したと考えられるといいます。
9月26日、その現場には、擦れたような傷がありました。
ちなみに、後続車はいち早く事故に気付いたため、巻き込まれることはなかったということです。
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