自転車事故

4月1日から努力義務に 自転車ヘルメット着用 事故から命を守る新ルール 福島県の着用率は全国25位 (23/03/30 20:45)

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福島県福島市のJR福島駅前の駐輪場付近。自転車の利用者でヘルメットを着用している人の姿はほとんど見られない。電車で通勤通学する人が利用することが多いこの駐輪場。着用しない理由として、自転車に乗らないときの持ち運びの不便さを挙げていた。

女性利用者:「(自転車から)降りたとき、それどうしようかなっていうのが、(荷物になるのが)1番困るかなって思いますね」

一方、高校生からはこんな声も。
男子高校生:「せっかく朝時間ないなか整えてきて、こっち着いてまたヘルメット被っちゃうと、また崩れちゃうのであんま被りたくないですね」
女子高校生:「みんなしていないから、恥ずかしいかなって」

現在法律では、13歳未満の子どもを対象に保護者が着用させるよう努めなければならないとされている。それが4月1日からは年齢を問わず、自転車に乗るすべての人の着用が努力義務に。
ヘルメットを着用したこの男性は、過去に着用の必要性を身をもって経験した一人。

ヘルメット着用者:「前輪に物が挟まって、前から落ちたって感じ。付けてなかったら、ここ頭割れて死んでましたね。やっぱり、身を守るのは自分からやらなくちゃいけない、だからやれることはやっといた方がいいですよね」

あくまでも「努力義務」のため罰則や取り締まりの対象にはならないが、福島県の着用率は10%で全国で25番目というデータもある。

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