概要欄
プロのスタントマンが自転車の交通事故を再現し、自転車利用時のマナーアップなどを呼びかける交通安全教室が倉敷市の高校で開かれました。
迫力あるスタントが生徒たちに事故の恐ろしさを伝えます。
この交通安全教室は、プロのスタントマンによる再現により、交通事故の恐ろしさを知ってもらい事故防止につなげようと開催されました。会場では、2人乗りや傘さし運転などルール違反の走行が原因で起こる事故やトラックによる巻き込み事故などがスタントマンによって再現されました。
教室が開催された倉敷南高校は、9割の生徒が自転車通学ということで、見学した1年生約320人は事故の危険性を学んでいました。
(見学した高校生は…)
「自分の身にもあり得ることだったので、とても身近に感じた」
「2人乗りの事故から片方が落ちて車にひかれてしまう事故はすごく印象に残った」
(倉敷警察署 中村道範署長)
「迫力ある事故の再現を見て、自分のことのように気をつけて危険な行動に出ないようにしてもらえれば」
岡山県警によりますと県内で自転車が関係した交通事故は、2022年に入って5月末までで358件発生し、8人が亡くなっています。