NEXCO中日本によりますと、工事現場に突っ込む事故が相次いでいます。事故を起こす車には、共通した特徴があることが分かりました。東海北陸道の関SA付近。猛スピードで引き起こされる衝突事故は、とんでもない事態に…新東名高速の浜松SA付近でも、工事現場の表示を吹き飛ばす車両が。作業中の車に突っ込んだ瞬間です。
安全確認のためにNEXCO中日本が設置しているカメラのすれすれを猛スピードで通過する車両も。高速道路上の工事規制箇所での衝突事故が増えているんです。
(NEXCO中日本・企画統括課 加藤健太課長代理)
「昨年の同時期と比較して約14%事故件数が増えている」
こうした事故が後を絶たない原因は。
(NEXCO中日本・企画統括課 加藤健太課長代理)
「自動運転支援機能を過信したオートクルーズによる事故が散見される」最新の車が備える自動運転支援機能といえども、障害物の検知など100%ではありません。事故や渋滞の防止、緩和に役立つ機能と言われていますが、万が一の避けきれない事故も起こり得るため、過信は禁物です。
逆に注意が散漫になり、事故を起こした運転手の多くは「何かにぶつかるまで気づかなかった」という声も。NEXCO中日本管内の高速道路上の工事規制箇所での衝突事故件数は、2021年度は556件、2022年度は789件。そして、2023年度は上半期で455件だったということで、年間を通しては前年度よりさらに多くなる可能性も。
(NEXCO中日本・企画統括課 加藤健太課長代理)
「作業員は生身で作業しているので、コーンを倒すだけでなく、その先に人間がいると認識して気をつけた運転を心がけてほしい」
NEXCO中日本は、年末年始に慣れない長距離運転を予定している方は、十分注意してほしいと呼び掛けています。
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