概要欄
手軽な移動手段として世界各国で広がりつつある電動キックボードの安全性を知ってもらおうと9日、神戸市のメリケンパークで実証実験が行われました。
この実証実験は電動キックボードのシェアリングサービスを展開するモビーライドが神戸市で初めて行ったものです。
電動キックボードはアクセルとブレーキを手元のレバーで操作して最高速度25キロメートルほどで走行でき、ヨーロッパを中心に、近距離の移動手段として普及が進んでいます。
しかし、日本では法律上、電動キックボードはミニバイクと同じ扱いで運転免許やサイドミラーなどの設置が必要となっていて、現状、利用できるのは私有地などに限られています。
9日は制限速度を時速10キロに制限した電動キックボードが用意され訪れた人が試乗しました。
モビーライドは安全性や操作性など利用者の感想を聞き、公道での使用実現に向けて検証を行っていくとしています。