車事故

“遮断機ない踏切”で…列車と乗用車が衝突 車運転の46歳女性が死亡 1月にも近くの踏切で同様の死亡事故

Twitterのフォローお願いします!

おすすめ記事

概要欄

岐阜県郡上市の長良川鉄道の踏切で、列車と車が衝突し、車を運転していた女性が死亡しました。現場には遮断機がありませんでした。

12月21日午前7時半ごろ、郡上市大和町万場の長良川鉄道の踏切で、走行していた上り列車と乗用車が衝突しました。車のボンネットは開き、車体の側面は大きくへこんでいます。

この事故で、乗用車を運転していた近くに住む看護師の中嶋多美子さん(46)が病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。

列車の乗客・乗員8人にケガはありませんでしたが、長良川鉄道は郡上八幡から北濃の上下線が一時運転見合わせとなりました。

現場の踏切に設置されているのは警報機のみで、遮断機はありません。

長良川鉄道では2022年1月にも、南に350メートルほど離れた踏切で列車と乗用車が衝突し、乗用車の男性(当時74)が死亡する同様の事故が起きました。この踏切も警報機のみで、遮断機はありませんでした。

この事故を調査した国の運輸安全委員会は、安全性向上を図るため遮断機の設置が望まれると報告し、長良川鉄道と市は遮断機の設置に向け「協議を進めている」としています。

すぐ近くの同様の踏切で起きた今回の事故について、警察は事故の原因を詳しく調べています。

#ニュースONE

2022年12月21日放送

おすすめ記事

-車事故