概要欄
全国の中学生・高校生の自転車通学時における2019年の事故発生件数が発表され、佐賀県は中学生1万人あたりの事故件数が全国で3番目に多くなっています。
この調査は、全国の中学生・高校生の自転車通学時における事故発生件数を調査・分析したもので、「自転車の安全利用促進委員会」が5年前から発表しているものです。
おととしの調査結果によりますと、佐賀県は中学生の通学時の事故件数が38件、1万人あたりでは15.64件となり全国で3番目に多くなっています。また高校生の通学時の事故件数は71件で1万人あたりでは全国で12番目に多くなっています。
全国の学年別では1年生の事故が最も多く、中学生は半数ほど高校生は約8割を占めているということです。
委員会は「入学を機に自転車通学を始める生徒も多いことから、本格的な通学を開始する前に自転車の安全について適切な指導をすることが重要」としています。