概要欄
自転車の単独・転倒事故の危険性(JAFユーザーテスト)
テスト実施日・諸条件
実施日 2016年8月19日(金)
テスト場所 日本自動車研究所 衝突実験場(茨城県つくば市)
テスト背景 自転車は免許も要らず気軽に乗れるぶん、自分が事故に遭うことを想像する人は少ない。
たとえ事故が起きても、車やバイクと違って速度が低いため、軽傷で済むと思っている人も多い。
そこで、自転車の単独および転倒事故を想定した実験で検証した。
テスト内容 ①男子学生がヘルメットは着用しているものの、あごひもを締めない誤った着用で障害物を乗り越えた際の危険性を検証した。
②自転車に慣れていない子供が停止状態で転倒した際の頭部損傷基準値(HIC)をヘルメットの有無で比較検証した。
テスト方法 ①自転車を台車に設置し、時速20kmで牽引。高さ10cmの縁石の直前で台車から切り離して縁石を乗り越えさせる
②子供ダミーを乗せた自転車を停止状態から転倒させ、頭部損傷基準値(HIC)を計測した。