概要欄
東京都は自転車を利用する人などに保険への加入を義務付ける条例の改正案をまとめ、都議会に提出します。 去年、東京都内で発生した自転車が絡む事故は2016年よりも1354件増え、1万1711件に上りました。自転車による交通事故は高額の賠償請求をされるケースも多いことから、都は自転車の利用者やその保護者に自賠責保険などの加入を義務付ける条例の改正案を来週から始まる都議会に提出します。来年4月1日の施行を目指すということです。この改正案では自転車を販売する店には客が保険に加入しているか可能な限り確認するよう求めています。一方、加入しなくても罰則規定はありませんが、条例違反になるため、都は学校や会社を通じて加入の呼び掛けなどをする方針です。すでに東京・豊島区では都に先立ち、10月から自転車損害保険などへの加入の義務化が決定しています。
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