概要欄
愛知県警は31日、自転車の事故や盗難防止を大根を使って呼び掛けました。
名古屋市昭和区では、今年1月から4月末までの自転車が絡む事故での死傷者数が48人で、去年の同じ時期と比べて26人増えていて、自転車の盗難件数は72件と、去年の同じ時期と比べて36件増えています。
愛知県警昭和警察署は、こうした自転車の事故や盗難を減らすため、区内のショッピングセンターで啓発活動を行いました。
訪れた人に配ったのは、なんと「大根」。
「大根」に交通事故と盗難根絶の「絶」を合わせた「大根絶」という言葉が書かれたチラシを巻いた大根100本を配り、自転車の安全利用を呼びかけました。
「盗難に関しては、半数が無施錠で盗まれているので、しっかり鍵をかけるということを心掛けてほしい。自転車が被害者になることもあるし、歩行者にぶつかってしまう事故も発生しているので、しっかりとルールを守り、ヘルメットをしっかりかぶってもらって、運転してもらうのがよいと思う」(愛知県警昭和警察署 柴田学署長)