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自転車ヘルメット「努力義務」で新たに“努力”した人は少数?通勤風景に大差なし~福岡

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今月から自転車を運転するすべての人を対象にヘルメット着用が「努力義務化」されました。3日は「努力義務化」後、初めての平日となりましたが朝の通勤風景に大きな変化は見られませんでした。

◆着用人数に大きな変化はなかった
通勤・通学の時間帯に自転車の通行量が多い福岡市中央区の六本松交差点付近では、3日朝も通勤などで多くの人が自転車を利用していました。しかし、ヘルメットを着用する人の数に大きな変化は見られませんでした。

市民「普通の帽子を被っていたんですけど、努力義務になったのでヘルメットを一応するようにした」
市民「転倒することはたまにあるのでやっぱり頭を打つのは怖いですね」
市民「髪型がめっちゃ気になります、朝から。帰りだったらいいんですけど。かぶりやすいものがあればと思って探してはいます」

◆ヘルメット無しの死亡率は4倍
福岡県警が県内を4つの地区に分けて今年2月に実施した調査によりますと自転車乗車時のヘルメット着用率は県全体が5.6パーセント、福岡地区が3.5パーセントで最も低くなっています。県の自転車事故の統計によるとヘルメットを被っていない人の死亡率は被っている人の約4倍です。警察は、被害を軽減させるため、自転車に乗る時はヘルメットを着用するよう呼びかけています。

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