スマートフォンなどを操作しながら運転する"ながら運転"による死亡、重傷事故の件数が、去年、過去最多となったことが警察庁のまとめで分かりました。
警察庁によりますと、去年1年間に全国で携帯電話やスマートフォンを操作しながら車を運転する“ながら運転”による死亡、重傷事故の件数は、前の年より34件増えて122件でした。2007年にこの統計を取り始めて以降、最多となっています。このうち、画像を見ていて起きた事故が107件、通話中が15件でした。
一方、警察庁はことし7月1日から19日までの間、全国で自転車のヘルメット着用率の調査をおこないました。
午前7時半から8時半までは駐輪場が整備された駅の周辺で、午後3時から4時までは商店街やショッピングセンターなどの周辺で、警察職員が確認したということです。
全体の平均は17%で、前の年より3.5%上昇しました。
着用率が最も高かったのは愛媛県の69.3%、次いで大分県の48.3%、群馬県の40.4%となっています。
着用率が最も低かったのは大阪府の5.5%で、千葉県の6.5%、兵庫県の7.7%と続いています。
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