概要欄
庁舎の再整備に伴い現在、一部の庁舎で建て替え工事が行われている神戸市役所。一部の庁舎に入っていた各部局は、一時的に周辺のビルに仮入居しています。そこで市役所との移動手段に使われているのは電動キックボードです。
電動キックボードは、世界的に手軽な移動手段として使われていて、神戸市では公道での走行の安全を確保する観点から、市の職員と関係者に限定し来年3月まで実証実験を実施しています。
これまでのテスト走行で安全なルートが確認できたということで、3日から市の職員を対象に体験講習が始まりました。
公道では原付バイクと同じ扱いで、運転免許とヘルメットが必要です。時速は最高でおよそ19キロ。今回の実験では普通自転車専用通行帯も走行可能です。
神戸市役所から直線距離でおよそ600メートル離れた都市局が入るビルから市役所まで移動すると、この距離を歩いた場合、およそ10分かかるということですが、5分28秒で到着しました。業務の効率化にも有効に機能するといえそうです。
市では今後観光などの分野でも電動キックボードの導入が可能か検討していきたいとしていて、一般向けの試乗体験会も今月予定されています。
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