トラック事故

“爆発の直前”に人影が…東名高速で車6台積むキャリアカーが炎上 原因は?(2022年10月9日)

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高速道路で爆発する車。
3連休中日のきょう9日、横浜市の東名高速で車6台を運搬するキャリアカーが炎上し、全焼しました

▽車6台積むキャリアカー炎上 爆発の瞬間
「やばい、やばい、やばい」
路肩に止められた車が激しく燃えています。
「隣を走って大丈夫?まだガソリンが…」
慎重にその脇を通り過ぎようとした、まさにその時…。
「ボーーンッ」
「うわっ」「やばい、やばい、こわっ」
高速道路上で発生した爆発。映像をよく見ると爆発の直前、人影も見えます。
「熱っ熱っ」「逃げないとあの人」

別の映像では、車の連結部分で何か作業をしているような姿も確認できます。
「すごい熱だ」
(撮影者の夫)「『あれ?あれ?』って感じでしたね。何か人がいるみたいな感じでトラック部分が燃えてなかったので切り離そうと頑張っていた。車内にいても熱かった。多分45℃とか50℃じゃないか。」

午前9時前、横浜市瀬谷区の東名高速下り・横浜町田インターチェンジ付近で、「キャリアカーに積んでいる車両が燃えている」と110番通報がありました。
警察によると、キャリアカーと運搬中の6台の車が全焼、運転手は逃げてけがはありませんでした。
3連休の中日に起きた車両の炎上。東名高速の下りは現場付近でおよそ1時間通行止めになりました。
その後も車線規制が続いた影響で、一時、横浜町田インターチェンジ付近を先頭におよそ9kmの渋滞が発生しました。

▽トレーラーで多発 ブレーキ火災 事故と関連は?
いったいなぜキャリアカーに積んでいる車両が燃えてしまったのでしょうか?
トレーラーなどの整備を行っている会社に聞くと…
(坂田自動車工場 坂田一社長)「載せている車だけが燃えるということは考えづらいので、おそらくトレーラーの方の不具合で火がついて上(の車)に炎上したのではないかと思っていますね。トレーラー(火災)は7割くらいブレーキの不具合で火が出ることが多いですね。ブレーキがちゃんと戻らずに、かかりっぱなしになっている状態。どこかででちょっと(ブレーキが)“引きずり”を起こして、熱を持って、火が出てしまうということはよくありますね」

国土交通省はトレーラー火災についての検証実験を行い注意喚起しています。
「バースト後は白煙がひどくなり、タイヤ内側に炎がよく見られるようになりました」
重量のあるトレーラーなどには特有のブレーキが搭載されています。国土交通省によれば、トレーラーの火災は85%がこうしたブレーキに関するもので3年間で82件の火災が発生しています。
「このような火災を防ぐためには日ごろからの点検整備や劣化する部品の定期交換などを確実に行うことが重要です」
火災の原因はブレーキだったのか?警察は出火原因を調べています。

10月9日『サンデーステーション』より
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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