船事故

最初の"救助要請"を再現か 観光船「KAZU1」沈没事故で海上保安庁が実況見分 無線傍受の状況を確認 (22/06/10 20:45)

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知床沖で観光船が沈没した事故で、海上保安庁は6月9日、観光船からの無線を受けた別の観光船運航会社で事故当時の状況を確認しました。

 沈没した観光船「KAZU1」は、事故当時、最初に別の観光船運航会社に無線で救助を要請していて、従業員など数人が、海上保安庁や地元の漁協に救助を要請していました。

 事故原因を捜査している海保は9日、実況見分を行い、無線を傍受した関係者に「KAZU1」からの無線の内容ややりとり、海保に通報した時の状況を確認したとみられます。

 この事故では乗客14人の死亡が確認されていますが、12人の行方が依然不明で、捜索が続いています。

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