自転車事故

春に急増 “自転車事故” 被害者にも加害者にもならないために…約1億円の損害賠償が もしもの備えは (22/04/17 09:30)

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概要欄

自転車の利用が増える季節になりましたが、事故も増えています。

 被害にあわないために、そして自分が加害者にならないためには一体どうしたらいいのでしょうか?

 中田 和樹 記者:「道路の雪はすっかり解け、街には自転車に乗る人の姿が多く見られるようになってきました」

 自転車のシーズン到来ですが、皆さん、ヒヤッとしたことありませんか?

 北海道民(10代):「橋を降りた時に横を確認できなくて、車が急に来て危なかった」

 北海道民(10代):「車道の脇を自転車で走っていたら、すれすれのところをスピードを出した大きい車が通り怖かった」

 あなたやお子さんの命を守るために必要な備えとは?

 信号が変わりトラックが左折しようとしています。次の瞬間、自転車が巻き込まれました。事故の瞬間を撮影したドライブレコーダーの映像です。

 北海道警察によりますと、自転車事故による負傷者は例年4月から急増しています。

 自分がいくら気を付けていても、事故にあう可能性も。

 北海道民(20代):「自転車に乗って走っていたら、後ろから歩道に突っ込んできた車にひかれそうになって怖かった」

 万が一自転車事故にあった場合、命を守るために必要なこととは?

 自転車専門店に聞きました。

 吉田輪業 高田 将彰さん:「ぜひヘルメットをかぶってほしい。頭を打つと大変なことになりかねない」

 事故の実験映像です。ヘルメットを着用した場合としない場合では、頭への衝撃を表した数値が約17倍も違うことがわかります。

 吉田輪業 高田 将彰さん:「今のクロスバイクは30キロぐらいはスピードが出る。これはエンジン付きのオートバイと同じぐらいのスピード。何かあれば大きな衝撃が加わる」

 気をつけなければいけないのは、走行している時だけではありません。

 吉田輪業 高田 将彰さん:「一番転びやすいのは発進の時。真横に転び、頭が地面に当たってしまう。その時の衝撃はものすごい」

 反対に、一歩間違えば加害者になる可能性も。

 一瞬の気のゆるみが事故の原因に。

 北海道民(10代):「前を猛スピードで通った自転車と、ぶつかりそうになったことがある」

 北海道民(70代):「ぶつかりそうになった、スマートフォンを見ながら運転する自転車と。危険だし腹が立つ」

 自転車事故を起こし、多額の損害賠償を請求されるケースが目立っています。自転車事故に詳しい専門家は。

 自転車の安全利用促進委員会 遠藤 まさ子さん:「1億円近くの賠償請求が出た事例もある。子どもが事故を起こした場合、保護監督責任で親に支払い命令が下ることもある」

 もしもの時に備え、必要なのは?

 自転車の安全利用促進委員会 遠藤 まさ子さん:「万が一のことを考えて、自転車保険の加入を考えては。自転車保険は1000円ぐらいから加入できる。補償内容を抑えたものだと、数百円から加入できるものも」

 自分が自転車事故にあった際のケガの補償や、自転車で相手にケガを負わせてしまった時の補償などがついた自転車保険。万が一のために検討を。

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