概要欄
けさ、天草市の国道で軽自動車と普通乗用車が正面衝突する事故がありました。この事故で、親子2人が死亡、3人が重軽傷を負いました。
14日午前8時40分ごろ、天草市枦宇土町の国道で亀場町方面から宮地岳町方面に向かっていた軽自動車と対向車線を走っていた普通乗用車が正面衝突しました。
警察によりますと、軽自動車の助手席に乗っていた熊本市中央区帯山の松尾 知穂子さん(73)と後部座席に乗っていた息子の尚剛さん(47)が意識不明の重体で病院に運ばれ、その後死亡しました。
軽自動車を運転していた知穂子さんの夫(76)は足の指を骨折するなどの重傷です。
3人は法事に向かっていたということです。
一方、普通乗用車はデイサービス施設の送迎車で、後部座席に乗っていた利用者の女性が頭の骨を折る重傷を負ったほか、運転していた職員の男性が軽傷です。
警察は軽自動車が対向車線にはみ出し、普通乗用車に衝突した可能性があるとみていて、過失運転致死傷の疑いも視野に捜査。
調べに対し、軽自動車を運転していた男性は「事故直前の状況はあまり覚えていない」と話しているということです。