また脱輪事故です。北海道の十勝地方にある大樹町で、走行中のトラックからタイヤが外れて軽乗用車に衝突しました。
路上に止まった1台の大型トラック。2本付いているはずのタイヤが、1本しかついていません。
14日午前9時45分ごろ、大樹町石坂で国道を走っていた大型トラックのタイヤが走行中に外れ、近くの駐車場に止めてあった軽乗用車に衝突しました。軽乗用車の車体には大きくヒビが入り、ライトもむき出しに。
けが人はいませんでしたが、タイヤがぶつかった衝撃の大きさを物語っています。
先月には、札幌・西区で軽乗用車のタイヤが外れて、女の子に衝突し意識不明の重体となる事故が起きました。
JAFによりますと、札幌近郊の脱輪事故による出動件数は先月1日から12日までで42件にのぼるということです。
相次ぐ脱輪事故を防ごうと、道警は14日大型車が多い北広島市の輪厚パーキングエリアで啓発活動を行いました。警察官らはタイヤが外れないための注意点が書かれたチラシを配ったほか、タイヤの緩みを確認する方法についてドライバーに説明しました。
警察）「ボルトとナットの部分ちょんちょんと印をつけて、ズレを確認していただく、ナットの緩みの見える化です」
「（外れたタイヤが）人に当たると人体へのダメージは計り知れません。運行前は必ず点検をしていただき、長距離走行・タイヤ交換後は一定期間で増し締めをしてほしい」
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