夏休み、子どもたちが外で元気に遊びまわる季節です。ただこの時期は、子どもたちの自転車の事故が多くなります。そんな事故から頭を守るのがヘルメット。
いまおしゃれなものが増えているんです。
鮮やかなグラデーションの色使い。
札幌市内の自転車用品販売店にずらりと並ぶヘルメット。その数、じつに35種類!いま自転車用のおしゃれなヘルメットが人気を呼んでいます。
高橋海斗記者「こちらのヘルメット、つばがついていてキャップのような見た目をしています。被ってみてもとても軽いです。後ろには夜でも安全なように赤いライトがついています。」
穴が開いていて風通しもよく、蒸し暑い夏に被りやすいタイプもあります。
ノースバイシクル北海道中村力男社長「お客様のほうでも競技用のヘルメットで普通のシャツとかズボンに合わせにくいというのがありますので、こういったヘルメットをご用命いただくことが多くあります。」
なぜおしゃれなデザインのヘルメットが増えてきているのでしょうか。
自転車活用推進研究会によりますと、道内のヘルメットの着用率は全国最下位の2パーセント。
実は全国1位の愛媛でも3割に到達していません。
「かぶると格好悪い」というのが敬遠される理由のひとつになっているといわれています。
「みなさん自転車に乗るときヘルメットをつけていますか?いいえ!」先週、札幌市手稲区の富丘小学校で行われた交通教室。
ヘルメットを着けていると答えたのは63人の児童のうちわずか2人だけでした。
2015年以降の道内のデータを見ると小学生が絡んだ自転車の事故は夏休みに差し掛かるこの時期に増加。
死亡事故はすべて7月に起きています。
これはJAFが行った自転車の衝突事故の実験映像です。ヘルメットを着けていると頭がしっかりと守られているのが分かります。一方で着けていないときは、頭が地面に直接打ち付けらていて上下に大きく揺れ、頭への衝撃はおよそ17倍になるといいます。
死亡事故の6割が頭への衝撃が致命傷となっています。
手稲署交通第一企画規制係長「みなさんおうちに帰ったらお父さんお母さんにお願いしてヘルメットを買ってもらってください。」
小学生の女の子とお母さん「ヘルメット持ってはいるけど、最近つけていない。」「キャップみたいなかたちで簡単に着けられるものだったらつけるかい?」「うん。着けるよね。」
もしもの事故に備えて。
普段からヘルメットを着用することが大切です。
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