概要欄
交通事故の場面をスタントマンが再現し、交通ルールやマナーを守ることの大切さを伝える交通安全教室が7月19日、常陸大宮市の県立常陸大宮高校グラウンドで開かれました。
参加したのは、同校の全生徒と、近くの市立大宮中1年生の計約280人。映画などで活躍するスタントチーム「スーパードライバーズ」が、自転車や歩行者と車の衝突などさまざまな事故を迫真の演技で再現。恐怖を体感させることで、自転車や歩行者の注意点や正しい乗り方、道路の渡り方などを伝えました。
悪い例と正しい例を対比させ、危険性を学ばせました。自転車でスマホで会話しながら片手運転したり、2列に並んで走行したりなどの悪い乗り方の場面では、事故の衝撃でボンネットに跳ね飛ばされ、車の下に巻き込まれそうになりました。
同教室は大宮警察署とJA共済連茨城が主催。「スケアード・ストレイト」と呼ばれる、事故の「恐怖」を直視することで、望ましくない行為を自主的に行わせない教育技法を用いました。