新型コロナウイルスの影響で、自転車宅配サービスの利用が広がる中、警視庁が「ウーバーイーツ」などの業者と交通事故防止の意見交換会を行いました。
会議には、自転車宅配サービスを展開する「ウーバージャパン」や「出前館」など7社が参加、配達員の交通マナーに関する意見を交換しました。
2020年9月末まで、都内の交通事故のうち自転車が関わる事故は、約40%を占めていて、20件の死亡事故がありました。
業務利用での自転車の事故は、去年の同じ時期に比べて約60件増えています。
警視庁は宅配サービスの一部の配達員が、配達実績をあげるため交差点などで交通法規やマナーを無視した運転を行い、事故多発の要因になっているとみています。
「ウーバーイーツ」を展開する「ウーバージャパン」は、今後、警視庁と合同で交通安全キャンペーンを行う方針だということです。