概要欄
自転車を利用する人に正しい交通ルールを知ってもらおうと、高知県内各地で交通指導の取り締まりが行われました。
26日、県内の17か所で自転車の取り締まりが行われました。このうち高知市の桟橋通りでは、午前7時半から警察官およそ14人が並走している自転車やイヤホンを付けて走行している人を呼び止め、イエローカードと呼ばれる「自転車指導警告カード」を渡し、自転車の交通違反に対して注意を促しました。また県警によりますと、2024年県内で発生した人身事故のおよそ2割に自転車が関わっていて、原因の大半が自転車側の過失だということです。
(高知県警本部 交通指導課 森田智 次長)
「自転車であっても車両になります。交通ルールを守って周囲の安全確認をしたうえで交通事故防止に努めてもらいたいと思います」
自転車の交通違反は2026年4月から16歳以上を対象に、「交通反則通告制度」いわゆる「青切符」が導入される事になっています。県警は自転車の安全利用の啓発を続けていく方針です。