概要欄
トラックによる巻き込み事故を防ごうと、警察と運送会社による交通安全教室が、13日、北九州市の小学校で開かれました。
校庭に持ち込まれたトラックが、交差点に立つ子どもサイズの人形と接触しました。トラックを使った交通安全教室は、夏休みを前に企画され、子どもたちは実際に運転席に乗ってドライバーからの「死角」を体験。
トラックの近くで遊ばないことなどを確認しました。小学3年生は、「トラックが近くを通るときはなるべく離れて、通り過ぎるのを待ってようと思いました」と話しています。
戸畑警察署・山崎弘毅交通課長は「交差点で信号待つときは道路から離れて待つなどして、夏休みに交通事故に遭わないようにしていただけたら」と呼びかけました。
警察によりますと、県内では去年、トラックなどによる左折時の巻き込み事故が71件起き、2人が死亡したということです。