概要欄
自転車が巻き込まれる事故の危険性を知ってもらおうと21日、自転車通学が多い高校で、スタントマンによる”激し目”の交通安全教室が行われました。
ヘッドホンをしながら、携帯電話を操作しながら、並行して走る2台の自転車。
すると・・・。
後ろから来た車と衝突してしまいました。
佐賀県神埼市の佐賀県立神埼高校で行われた交通安全教室には、6割が自転車通学という生徒約350人が参加。
高校生に自転車交通事故の危険性を感じてもらい、交通安全の意識を高めてもらおうと佐賀県警が企画しました。
時速40キロの自動車と自転車が衝突する事故。
見通しの良い道路で、自転車と原付バイクが衝突する事故。
傘を差した状態で運転する自転車が、歩行者にぶつかる事故。
発生が多いといわれる全10通りの事故をリアルに再現しました。
佐賀県神埼警察署の西田傑交通課長は、「事故は毎日のように発生してます。交通ルールを守っていただき、自分自身が交通事故に遭わないようにしていただければと思います」と話しています。
また、参加した生徒は、「自己防衛というか安全確認は、オールウェイズしていかないといけないと思いました」や、「日頃田んぼ道を通るので、車がきていないかとか速度の出し過ぎを気を付けています」と話しています。
佐賀県警は「高校生は近い将来、自動車の運転者にもなるので、交通ルールを学んでほしい」としています。