自転車利用者の交通事故防止のため、水戸市八幡町の私立茨城高校・中学(大窪範光校長)で22日、自転車安全教室が開かれ、参加した同校生徒ら約1400人が交通事故の恐ろしさと交通マナーを学んだ。水戸警察署など主催。
スケアード・ストレート(恐怖を体験させる)という教育技法を用いたもので、プロのスタントマンが実際に交通事故の様子を再現し、自転車が車と衝突してボンネットにたたきつけられる様子には見ていた生徒から大きな悲鳴が上がった。
茨城高校2年の岩瀬諒子さん(16)は「自分の事故の体験を思い出した。ああなっていたと思うと怖い」と話した。