概要欄
エジプトで列車が脱線する事故があり、109人が死傷しました。エジプトではここ1カ月の間に列車事故が相次いでいます。
エジプト保健省の発表によりますと、18日、首都カイロの北40キロほどにある町、トゥークを走っていた列車が事故を起こし、乗客を乗せた車両4両が脱線しました。
これまでに少なくとも11人が死亡、98人がけがをしています。
今のところ詳しい事故の原因は分かっていません。
運転士と鉄道職員らが拘束され、尋問を受けているという情報もあります。
エジプトではこの1カ月の間に大きな鉄道の事故が立て続けに5件起きています。
そのうち20人の死者を出した先月末の列車同士の衝突事故では追突した列車の運転席に運転士と助手がいなかったことが判明したほか、信号塔の担当者から麻薬が検出されるなど運行に関わるずさんな実態が次々と明らかになっています。
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