概要欄
白バイの運転技術を競う「第44回全国白バイ安全運転競技大会」が12日、ひたちなか市新光町の自動車安全運転センターで始まり、熊本県を除く全国の警察と皇宮警察から184人の交通機動隊員が運転の腕を競った。
初日の男性隊員による「バランス走行」と「トライアル走行」では、本県からは根崎浩二巡査長、田中将之巡査長、山本直之巡査が出場。8の字走行やカラーコーンを旋回する「バランス走行」で車体を大きく傾けながら走るバイクに、集まった大勢の観客が視線を向けていた。
同隊6年目の根崎巡査は「白バイは速度が速いため事故の危険が多い。怖いと思う分、(競技大会への)訓練にも真剣になる。自分が事故を起こさないのはもちろん、本県で多い高齢者の事故防止に努めたい」と話した。
13日は「不整地走行」と「傾斜走行」の2種目を予定。本県の本夛陽子巡査部長、島歩巡査長の2人も女性の部(傾斜走行)に出場する。