車を運転中に事故にはならなかったものの「ヒヤリ」とした経験はないでしょうか。そんな瞬間の映像を愛知県警が活用して事故防止を訴えます。
これは住宅が立ち並ぶ生活道路を走っていた車のドライブレコーダーに記録されていた映像です。すると突然、左側の道から自転車が。住宅の影から、いきなり飛び出してきたため、あわや接触事故になるところでした。
一方、こちらもセンターラインがない道路での出来事です。右側から突然、白い車が飛び出してきました。よく見ると道路には「止まれ」の文字が確認できます。しかし、白い車は一時停止をせずに進入してきたのです。
こうした「あわや事故」という「ヒヤリ・ハット」の映像を活用する取り組みを愛知県警が20日から始めました。
豊橋市のタクシー会社「東海交通」のタクシーのドライブレコーダーに記録された「あわや事故」という映像を、今後の事故防止の啓発活動に使えるよう覚書を取り交わしたのです。
例えば、こちらの映像。タクシーが街灯の少ない夜道を走行中、突然、歩行者が!その足取りから高齢者とみられます。その「ヒヤリ・ハット」現場に横断歩道はありませんでした。
続いてこちらの映像。交差点にノンストップで進入してくる自転車が。車はあわててブレーキ。接触事故にはならずにドライバーも胸をなでおろした一件でした。
(愛知県警 交通総務課 相馬圭吾・課長)
「車を運転する時は前の周囲をよく見て『自転車や歩行者が出てくるかもしれない』という頭をもって運転をしてもらいたい」
愛知県警は今後「公式YouTubeチャンネル」に、こうした映像を公開し、交通安全意識の向上につなげたいとしています。
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